男性更年期の症状

精神的な症状

「仕事がつらい」、「仕事に集中できない」ということを訴える人がとくに多いようです。

集中力がなくなるのは男性更年期にありがちな症状で、記憶力が低下したり、注意力が散漫になることもあります。そのため、忘れ物をしたり、手慣れたはずの仕事でミスをしたり、ずっと好きでうち込んでいた趣味をぱったりやめてしまったり...ヒドいときには新聞を読む集中力さえ保てなくなります。

その症状がさらに進むと、やる気が出なくなり、何をするのもおっくうで、毎日が楽しくなくなっていきます。これがいわゆるうつ症状で、なかなか家から出られなくなってしまう人もいるのです。

また、理由もなくイライラする、突然火がついたように怒り出す、といった症状も見られます。それまで比較的おだやかだった人が、妙に怒りっぽくなったり、ふだんからいつもイライラするようになるのは、男性更年期の注意信号です。

身体的な症状

更年期には、さまざまな身体的症状があらわれます。

まず、とにかく疲労感をうったえる人が多いのが特徴です。何か原因があるわけでもないのに、いつも強い疲労感をかかえている人が多いのです。そして一日中疲れが続いているのに、夜は寝付けなかったり、眠りが浅くてすぐに目が覚めてしまったりと、なかなか質のよい睡眠がとれないケースもあります。

それから筋肉痛も特徴的な症状。スポーツ後の筋肉痛とちがい、肩や腕、足や背中のハリやこわばりといった、とれにくい筋肉痛や筋肉のだるさを訴える人が少なくないようです。

そのほかにも、頻尿、顔やカラダが突然カーッと熱くなるほてりやのぼせ、それとは逆に足もとの冷え、多汗症状、頭痛やめまい、皮膚のかゆみなども男性更年期によく見られます。

また、男性ホルモンの減少によって体毛が少なくなる、ヒゲの伸びが遅くなる、内臓脂肪が増加しておなかが出てくる、皮下脂肪が増えて胸が女性のようにふっくらしてくる、こう丸(精巣)が小さく柔らかくなる...といった身体の変化が認められるのも男性更年期の兆候といわれています。

性機能的な症状

性欲の減退やED(インポテンツ、勃起不全、勃起障害)といった性機能のトラブルも男性更年期に特徴的な症状です。

じつは、男性更年期と思われる方のほとんどに、このような性機能障害が見られます。とくに、起床時の勃起(いわゆる朝勃ち)が1か月以上ない場合は要注意です!

 
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